MのBL徒然日記

ざっくりふんわりとBL系中心のブログ

古書店街の橋姫感想(総合ネタバレ無し)

いいぞと聞いていたのでダウンロード版を購入。製品版はどこも売り切れでしたので。
絵柄が好でずっと気になってはいたんですが。

総評としてはすごい萌えたし面白かったです。
あとすんごく読みやすかった。時代が時代なんで色々と馴染みない言葉は出てくるんですが読みやすい。するするーって入ってくる。
文学作品に全く明るくないので作品名だされてもポカン。でも教養が無いだけなのでそこはスルーで。芥川龍之介くらいしか読んだことないよ!(しかも学生の時のみ)
タイトル、作者は聞いたことあっても結びつかないし内容なんてもっての外って感じで。
頭の中では文ストやら文アルやらのビジュアルが浮かんで違う違うと頭を横に振る(笑)
といっても文学作品の内容を知らなくても大きな問題が出るようなことにはならないので。
とにかくこれをプレイしている間はウォーターとかソーダのペットボトルではなく、希釈するタイプのカル〇スが飲みたくなったし、オムライス食べたくなるし『ドグラ・マグラ』が読んでみたくなりました。

にしてもイラストがすごい綺麗。これオメガヴァンパイア→ガルティア→きんとうか→橋姫とプレイしたんですけど、めっちゃ絵柄好みだから増し増しで綺麗に見えた。実はその三作品の絵柄は好みではなかったので。
いかにもBL!って感じの絵柄があまり得意ではなくてどちらかというと今のラノベの挿絵とかソシャゲ美少女ゲームのような絵柄の方が好きなので。

っていうかほんっと好みのスチルばっかり…。
音楽も良かったと思います。ボーカル曲は3曲ともお気に入り。
キャラクターの攻略は固定されていて選択肢も順繰りに増えていく感じ。
水上、川瀬、花澤、博士の順なんですけど、水上のルートでしなかった選択肢を選ぶと川瀬、川瀬のフラグを折って水上ルート進むと選択肢が出てこれも水上ルートでしなかったことを選ぶと花澤……みたいな感じで進めるだけなのでとってもシンプルなサウンドノベル

手に汗握るっていうかドキドキする展開、萌えどころもあるし、楽しいし、泣ける要素もあるし、シリアスすぎずバランスが良かった。



キャラの好みとしては
川瀬| 壁 |玉森≠博士>お面の人>>水上>花澤でした。
川瀬はずるいです。彼のルート終わって、最初から読み返すと共通ルートの彼のあれこれが全部萌えに変わるから…。そして花澤、博士、お面の人ルートでも萌え殺しにかかってくるから川瀬は許されない。
玉森はめちゃくちゃ好みのタイプの主人公でした。東京陰陽師天現寺橋並に好き。ずるい!って意味ではその東京陰陽師の目黒さんもずるい!好き!ってタイプだったなぁとか。
博士はひたすら可愛くて面白い。博士ってぶっ飛んだキャラ多いイメージあるけど、斜め上にぶっ飛んでた気がする、可愛い。
水上と花澤はとにかく「嫌いじゃないけど、めんどくせぇ!!!」って感じでした。けど後日談と副読本読んでめんどくせぇ!!が「君ら……めんどくさいね(肩ポン)」くらいになったので結局は好きです。
立ち絵ありきのサブキャラも好きです。嫌いなキャラはいません。
雑誌とかで紹介されているのを見るとすごく重い内容かな?って感じるんですけど、プレイしてみると重い内容ではあるけどそれでもキャラ同士のやり取りが楽しくて笑えるところも沢山あるので、オススメです。



ネタバレ無しだとこんな感じです。ここは個別感想とか書いてみたい……!